家族で2台目の購入の際は申告しましょう
家族内で、2台目の車を購入し、新たに自動車保険を契約する際は、その旨を自動車保険会社に申告しましょう。
例えば、すでに父所有の車があり、さらに、子どもが車を購入する場合や、一人で仕事用などのために2台目の車を購入する場合ですね。
まず安くなる一つ目のパターンだと、1台目の車にかけてある自動車保険が11等級以上の場合は、2台目の車が6等級ではなく、7等級からスタートになります。
この場合、2台目を購入する家族が同居の場合に限ります。
2つ目のパターンは、親所有の車に加えて、子どもが車を購入するなどに、父所有の車にかけていた保険を子どもが購入する車に移してしまう方法です。
これは、父所有の車にかけていた自動車保険の等級がかなり進んでいる状態でなければ意味がありません。
父所有の車にかけていた20等級の保険を子どもの車にかけ変えてしまいます。
そして、父所有の車は、7等級スタートになるのですが、年齢条件などで、かなりの割引がきいています。
まあ、割引されているとはいえ、さすがに7等級なので、父所有の車の保険料は上がります。
ですが、その値上がり分よりも、子どもの車が20等級になった分の割引金額の方が大きく、2台合計の自動車保険料が下がるという仕組みですね。
ただ、この方法は、所有する車の台数が増減するタイミングなければ使えない方法のようです。
最後は、家族で複数台所有して、別々に自動車保険をかけている場合は、それらを一括して契約することによって、割引してもらう方法です。
このように、同居している家族内で、複数台の車を所有する場合は、自動車保険を安くする事ができますので、一度保険会社や代理店に相談してみましょう。
自動車保険が2台目から安くなる詳しい条件
自動車保険で2台目以降の契約で保険料を少しでも安くしたい時、主に利用することになるのがセカンドカー割引です。
この割引は、複数所有自動車割引とも呼ばれます。
無条件に利用できるわけではありません。
家族の誰がどの車の運転をするか、ということも重要になってきます。
2台目以降の自動車保険の契約では、割引を上手に活用できるかどうかによってかなり料金に違いが出てきます。
セカンドカー割引の基本的な内容は、2台目以降の車を新しく購入するなどして、自動車保険の契約をする時に、ノンフリート等級が通常なら6等級になるところを7等級で契約することができる、というものです。ノンフリート等級は自動車保険における割増、割引制度のことを言い、1等級〜20等級まであり、1等級が1番割増率が高くなっており、20等級に近づけば近づくほど割引率が上がっていきます。
ですから、6等級より7等級で契約した方が割引率が高くなって、保険料が安くなります。
つまり、セカンドカー割引を利用すると、2台目以降の自動車保険を契約する時に1段階割引率が高い等級で契約できるようになる、というわけです。
なお、セカンドカー割引の適用される条件は一般的には3つあります。
1つは1台目の自動車保険契約がノンフリート等級11等級以上であること、もう1つは2台目の車の自動車保険契約における記名被保険者、車両所有者が個人であること、最後の1つが2台目の車における記名被保険者が本人か配偶者、または同居している親族であることです。
セカンドカー割引という名前になっていますが、3台目以降であってもこれは同様です。
さらに、購入する自動車の用途車種にも制限があるのですが、個人で購入する自家用車などの場合は特に問題はありません。
セカンドカー割引は1台目と違う損害保険会社でも利用できます。
その場合はセカンドカー割引の利用を自分から伝えた方が安心です。
同じ損害保険会社で契約する場合は、ノンフリート多数割引と呼ばれる、複数の車を所有している場合1つの契約にまとめることによって割引が受けられる、という制度もあります。
家族で2台目の車を持つ場合の自動車保険はどうしたらいい?
家族のうちの誰かが新たに自動車を購入して、家族で2台目を持つことになった場合は、自動車保険を割安にすることができます。
保険会社の様々な制度を上手に利用して、お得に自動車保険を利用するようにしましょう。
保険会社によっていろいろな制度があり、それぞれを比較する必要がありますが、基本的には多くの会社がセカンドカー割引を設けています。
このセカンドカー制度とは、家族の2台目の車の等級が上位からスタートするというものです。
新たに自動車を所有する人の年齢や、今まで保険に入り続けていた人がどの等級を持っているかによって異なりますが、少なくても1等級アップで保険に入ることができるようになります。
年齢が低い人が新たに保険に加入するとなると、どうしても低い等級からのスタートとなってしまい、保険料がかなり高額になりますので、この等級アップという制度はとても役に立つものとなるでしょう。
また、家族で2台目の自動車を所有するのであれば、父親など今まで保険に入ってきた人の保険会社に申告するだけでも十分の場合もあります。
新しく保険に入るとなると、特に年齢の若い人の場合は相当保険料金が高くなってしまいますが、この申告を利用すると、自動的に新規契約の保険の等級がアップすることなります。
1等級上がるだけでも保険料金の差は大きいので、この制度を賢く使うようにしましょう。
いずれのケースにしても、1台目の自動車に入っている保険会社と2台目の自動車の保険は同じところにしなければなりません。
他の保険会社では当然こうした割引制度は全く利きませんので、意味がありません。
2台目の自動車を購入する場合には、あらかじめ自動車保険をどのようにするかを考えておいた方が良いでしょう。
ディーラーの言うなりに加入してしまうと、割高となってしまうこともありますので、今加入している保険会社の担当に相談してみるのがいろいろな選択肢を持つことができてベターでしょう。