自動車保険の一括見積もりをするデメリットとは?

自動車保険をどの商品にするかという決定をする際には、一括見積もりのサービスを使うと便利です。

 

複数の保険会社のいろいろな商品を、自分の希望する条件を入力するだけですぐにまとめて表示してくれて、より安い保険会社を見つけることができるからです。

 

とても便利でスピーディーなので利用している人もたくさんいますが、自動車保険の一括見積もりにはメリットだけでなくデメリットもありますので、そのことも考慮に入れた上で利用する必要があるでしょう。

 

自動車保険の一括見積もりのデメリットとして挙げられるのは、すべての保険会社と商品が検索されていない場合もあるということです。

 

つまり、一括見積もりを行うサイトは、自動車保険会社と契約をして、顧客を紹介するごとに紹介料を得ています。

 

そのため、こうしたサイトの中には、契約していない保険会社の商品は一切表示されないケースもあります。

 

そうなると、限定された保険会社の中からしか選ぶことができませんので、客観的な比較ができなくなります。

 

一括見積もりサービスを使う際には、何社の保険をカバーしているのかを確認するようにしましょう。

 

多くの場合、ホームページに扱っている保険会社のロゴなどが貼ってありますので、たくさんの会社の情報を提供しているかどうかを見分けることができます。

 

また、いろいろ条件を変えても、検索結果に常に同じ保険会社しか出てこないようであれば、扱っている保険会社の数が少ないことが分かります。

 

一括見積もりでは、細かい保険内容の設定ができないというデメリットもあります。

 

多くの自動車保険では、人身傷害はいくら、物損補償はいくらというように、細かく契約内容を変更できるようになっています。

 

一括見積もりでは、すべて同じ条件で検索をしますので、保険内容を変更した場合の細かな料金の差までは見ることができないのです。

 

会社によってこの変更を行うと、かなり保険料が下がることもありますので、詳細をしっかりと確認することが重要です。