10代におすすめの自動車保険の入り方
10代で自動車保険に加入する場合、大体が初めての自動車保険加入となります。
その場合、一般的にノンフリート等級は6等級となります。
そして、運転者が若い人の場合は年齢条件を全年齢補償にする必要があるので、保険料が高くなりがちです。
自動車保険の保険料節約でポイントとなるのは、等級引き継ぎです。
条件を満たせば、自動車保険の等級を家族から引き継げますので、家族の中に等級引き継ぎができる人がいないか、まず確認しておくことが大切です。
10代の人が自動車保険に加入する場合の補償については、対物賠償保険、対人賠償保険は無制限にしておくのは鉄則となります。
また、自動車保険に加入するのが若い人の場合、知人や友人を自動車に乗せて遊びに出かける機会が多いでしょうから、人身傷害補償保険などの同乗者に対しての補償もつけておいた方が安心です。
若い人は自動車の運転免許を取ってからまだ日が浅い状態で自動車の運転をすることも多く、運転ミスを起こす可能性も高くなっています。
しかし、運転ミスで事故を起こした場合のように、自分の過失割合の高いケースにおいては保険金の額が減らされてしまって、同乗者や自分が受けられる補償が十分ではないことも多いです。
これを防ぐには、人身傷害補償保険への加入が必要なのです。
この保険に加入することで、同乗者や自分が事故によって死亡したり怪我をしたりした時に、過失の割合とは無関係に損害に応じた額の保険金を受け取ることができるようになります。
しかも、示談の交渉成立まで待たなくても保険金の受け取りが可能になり、事故によって怪我をしてしまった時など、すぐにお金が必要になる時も安心です。
同乗者に対しての補償をより手厚いものにしたい場合は、保険料との兼ね合いも含めて考える必要はありますが、搭乗者傷害保険への加入もおすすめです。
なお、保険料に関係してくるノンフリート等級の引き継ぎは、契約者の配偶者か契約者とその配偶者の同居している親族に限られています。
親子であっても等級引き継ぎする場合は、同居という条件があるので、一人暮らしを始める前に手続きをしておいた方が良いでしょう。