走る分だけ保険料が変わる自動車保険
ソニー損保のテレビコマーシャルで一躍人気になったのが、走る分だけ保険料が変わる自動車保険です。
リスク細分型自動車保険の一形態ですが、走行距離が少ない人ほど保険料がお得になるため、週末レジャー目的で使用する方などにとってはメリットの高い自動車保険と言えます。
現在、ソニー損保のほかイーデザイン損保なども走る分だけ保険料が変わる自動車保険を販売しています。
この保険のメリットデメリットを知っておけば、保険選びの際に失敗せずに済むはずです。
走る分だけ保険料が変わる自動車保険に加入するメリットは、年間走行距離が少ない人はお得になることです。
目安となる走行距離は5000キロごとなど保険会社各社が定めています。
走行距離をどのように告知するのかというと、正確な走行距離は出せないものの、使用する目的をヒアリングし、大体の距離で考えます。
例えば週末にレジャーで車を使用する場合、月間の走行距離は多くても800キロということになれば、年間走行距離は10000キロ未満になります。
他のメリットとしては保険会社によりますが、当初設定した走行距離よりも実際の走行距離が少なかった場合、余った予想走行距離を翌年度に繰り越して、予想走行距離から差し引くこともできます。
デメリットは走行距離が多い人の場合、保険料が割高になる可能性があることです。
例えば地方で足代わりに車を使用している人であれば、年間走行距離は10000キロ未満で済むことはまずありません。
このようなケースでは走行距離に応じて割り引く特約の付加はかえって割高になります。