自動車保険の車両保険は必要か

自動車を運転中にガードレールに車をぶつけてしまい、フロントが大きく破損してしまった場合や、相手との事故で車が大破し、修理費が高額になってしまった場合など、自分では費用を賄いきれないケースが生じることがあります。

 

このような場合には自動車保険に車両保険を付帯することで補償を得ることができます。

 

車両保険は加入している人の割合が50%を超えるなど、加入する人の人数が年々上昇傾向にあります。

 

車両保険を付帯するのが必要かどうかを考えるにあたり、まず考慮したいのが車両保険の補償額を自分で賄えるかどうかということです。

 

修理費をすべて賄えるだけの資金的な余裕がある場合には、車両保険は必要ないといえます。

 

ただし車両保険でカバーできる金額以上の修理費がかかった場合には、車両保険があることで、自己資金からの出費を抑えられるというメリットがあります。

 

難点は保険料が高額になってしまうことです。車両保険を付帯しない場合と比べて保険料が大幅に異なるケースがありますから、よく費用を計算することも必要です。

 

もし車両保険が高額で付加できないと思った場合には、エコノミー車両保険を検討してみることもできます。

 

車対車+Aとも表現されますが、車両保険が支払われるケースを相手がいる場合にのみ限定することで、割安な保険料が設定されています。

 

エコノミー型の場合、自損事故は補償されません。

 

ただし落書については補償されるため、補償範囲をあらかじめよく調べておくとよいでしょう。