3ナンバーだからといって必ずしも自動車保険料が高いわけではない

3ナンバー

乗用車の中でボディサイズが大きく、既定の外形寸法を超える車、エンジン排気量が2リッターを超える車にはナンバープレートが3ナンバーとなります。

ナンバープレートの違いはあまり関係ない

3ナンバーがついていると保険料が高くなるといった話を聞いたことがありますが、これは昔の話で、それこそ「3ナンバーは2リッターオーバーの車」とされていた時代の名残です。

 

現在は3ナンバーだからといって明確に保険料が高いわけではありません。そもそも自動車保険の保険料はドライバーと自動車の危険性によって決まるもので、事故を起こしやすい場合は高く、事故を起こす可能性が低い場合は保険料を安くします。

 

そういった中で3ナンバー車の保険料高くなるということはナンバープレートに「33X」といった数字が入っているだけで危険な車として見ることになるわけで、現実的ではありません。

 

特に最近は輸出目的で作られた車など1.5リッタークラスの大衆車でもボディサイズが5ナンバー規格を超えるため、3ナンバーとなっています。

 

それで果たして大衆車を「事故を起こしやすい車」として見ることができるでしょうか。

 

3ナンバーの保険料が高いと今で言われるのは、3ナンバーとなる車の中にパワーのある車がたくさんあるからです。

 

パワーがない車よりパワーのある車の方が事故を起こす可能性は高いですし、車を直す費用も部品代が高かったり、高級素材が使われれていたり、先進的な装備がついていたりして、何かとかかります。

 

そのために自動車保険料を上げて、何かあた時のためにお金を確保しておこうということになるのです。

 

3ナンバー車の保険料は5ナンバー車などと同じようにはっきり言って車種次第ということです。

 

3ナンバー車だからといって、ボディサイズだけ3ナンバーの1.5リッター大衆車とボディサイズもエンジン排気量も3ナンバーとなる5リッター高級セダンモデルで保険料が同じということではないということです。