夫婦で自動車保険に入るには
自動車保険の保険料を安くする方法は多くあります。
補償内容を少なくするなら保険料をぐっと安くすることが可能です。
しかし補償は手厚いままで保険料を安くしたいという場合にはどうでしょうか。
いろいろなケースがありますが、もし夫婦しか車を運転しないという場合には保険料を下げられる可能性があります。
運転者を夫婦限定にする
運転する人が夫婦しかいないというケースはいくつか考えられます。
まずは子どもがいない夫婦が考えられます。
さらに子どもがまだ小さくて運転する年齢に達していないという場合もあるでしょう。
そのような場合には運転者を契約者と配偶者に限定することで自動車保険の保険料を下げることができます。
運転者限定は何もせずに契約した場合には設定されていません。
ですから運転者を契約者とその配偶者に限定するときにははっきり伝える必要があります。
どのような契約内容かにもよりますが、これだけで年間の保険料を数千円から数万円も安くすることができます。
賢く運転者限定を活用してみましょう。
夫婦限定にする時の注意点
運転者を夫婦に限定するのは保険料を下げるのに効果的な方法ですが、注意が必要なケースもあります。
例えば子どもがまだ運転できる年齢に達していないという場合です。
運転者を夫婦限定にしておいてそのまま更新し続けていると、もし子どもが18歳になって運転できるようになってもその限定が続いていきます。
すると子どもが運転していて事故を起こしてしまった場合に補償が受けられなくなってしまうのです。
これは車を友人に貸す時にも言えます。
運転者が夫婦に限定されている限り、それ以外の人が運転すれば補償を受けることはできないでしょう。
気づかないうちに自分の車が補償を受けられない状態になっているということもあります。
もし夫婦以外の人が運転する可能性があるのであればもったいないと感じるかもしれませんが、運転者限定をつけない方が賢明です。