レジャーや通勤で自動車保険の保険料は変わるか
車を運転する人の中には、週末だけ車を運転するレジャー目的の人や、通勤にだけ車を運転する人もいます。
自動車保険は契約者が互いに保険料を出し合って保険制度を支える相互扶助の理念に基づいて商品が考えだされています。
そのため事故率が高い人よりも事故率が低い人の保険料を抑えることで、双方の公平性を保つことができるのです。
リスク細分型自動車保険の導入により、自動車保険は使用目的に従って保険料が変わるようになりました。
レジャーや通勤だけで車を使用する人は、一週間の車の走行距離はさほど長距離になるわけではありません。
特にレジャー目的であれば、日常生活で車を使う機会はほとんどありませんから、事故に遭遇する確率は当然低くなります。
自動車保険の申し込み時に、どのような目的で車を利用するかを尋ねられます。
この質問が投げかけられるのは、自動車の使用目的をある程度明確にして、事故率が高い乗り方かそうでないかを判断するためです。
通勤目的での車の使用となると、レジャーに比べて保険料が高めになる場合があります。
例えば通勤で1時間運転する人であれば、一週間の運転時間は当然ながら長くなります。
その分事故遭遇率が高くなるため、レジャー目的に比べて割高になります。
しかし仕事で車を使用するといった事例に比べると事故率が減少するため、仕事目的の場合よりも保険料が割安になります。
保険料の割引の高さ別に並べると、レジャー使用、通勤使用、業務使用の順番になります。