自動車保険の等級による割引
自動車保険について詳しく知るためにノンフリート等級について知ることは欠かせません。
ノンフリート等級によって自動車保険の保険料が変わるだけでなく、割引率も大きく変わるからです。
これから自動車保険に入るという方も、継続して自動車保険に加入しているという方も、等級によってどのくらい保険料に差が出るのかを知っておく必要があるでしょう。
等級による割引率の差
ノンフリート等級は1等級から20等級まであり、それぞれの等級によって割引率が変化します。
初めて自動車保険に加入するという方は6等級からになります。
6等級の割引率は10%です。
一年間無事故であるなら等級が一つ上がります。7等級の割引率は23%になります。
無事故を続ければ年を経るごとに等級が一つずつ上がり、それに合わせて割引率も上がっていきます。
8等級で28%、9等級で33%、10等級で37%、11等級で40%となっていきます。
最大の20等級になるとなんと63%の割引になるのです。一方で一度事故に遭って保険を使うと一気に等級が三つ下がります。
保険料も大きく跳ね上がるので事故に遭わないようにするのもとても重要なのです。
等級によっては自動車保険料が増額になることも
ノンフリート等級について考えると、いつでも割引されるものと思ってしまうかもしれません。
しかしそんなことはなく、等級によっては保険料が増額されることもあります。
等級が下がってしまって3等級になると10%の割増、2等級では26%の割増、1等級では52%の割増となります。
初めて自動車保険に加入してから二年連続で保険を使ってしまうと等級が1等級でかなりの保険料を支払わうことになるのです。
それだけであればまだよいのですが、中には事故を続けて起こしたために保険会社から拒否されてしまうという方もいます。
そうなると割引どころか任意保険に入れなくなってしまうこともあるので等級には注意を払いましょう。