自動ブレーキ付きの車は自動車保険が割引になる?

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自動車保険の保険料は契約車両の種類によって割引されていきます。

 

例えばエアーバッグがついている車両、横滑り防止装置がついている車両、盗難防止装置がついている車両などはそれぞれ数%保険料が下がります。

 

そしてこれから新たに割引になるものがあります。それが自動ブレーキです。

 

 

自動ブレーキとは

最近テレビコマーシャルなどで盛んに宣伝されているのが自動ブレーキです。

 

正式には衝突被害軽減ブレーキといい、自動車が障害物を感知して自動でブレーキをかけるという機能のことです。

 

もちろん自動ブレーキとは事故を完全に防ぐものではありませんが、ついていることで事故の確率を減らせるというのは間違いないようです。

 

ある調査では自動ブレーキがついていない車は、ついている車と比較して事故の確率が2.5倍になるという結果が出ています。

 

運転手がしっかりと集中してハンドルを握るというのはもちろんのこと、自動ブレーキがあることで事故の確率が低くなり、自動車保険の保険料が安くなることを期待できるのです。

 

 

自動ブレーキによる保険料の割引はいつから?

残念ながら2017年には自動ブレーキによる自動車保険の保険料の割引は実施されていません。

 

しかし2018年1月1日から自動ブレーキによる割引が開始され、割引率は9%ほどとなります。

 

割引率は各会社が自由に設定できるのですが、損害保険料率算出機構の参考値が9%であることからこの割引率の前後になることが予想されます。
9%も保険料が安くなるのであれば本当に助かるでしょう。

 

ただしすべての自動ブレーキ搭載の自動車が割引対象になるわけではなく、条件があります。

 

それは発売後約三年以内の型式という条件です。

 

三年を経過すると保険を使ったかどうかの実績がわかるので割引の必要がなくなります。

 

もし最近自動車を購入して、その車に自動ブレーキがついているという方は、2018年から自動ブレーキによる割引が始まるということを覚えておくと、少し保険料がお得になるかもしれません。