廃車にするときの自動車保険
車を廃車にする際には、自動車保険も解約する必要があります。
事故により車を廃車にしてしまい、その後すぐに新たな車を購入する場合には、自動車保険そのまま継続することができますが、次に車を購入する予定がない場合や、新たな車を購入するまでの期間がある程度かかる場合には、一旦自動車保険を解約することで、無駄な出費を防ぐことができます。
どのくらいの期間であれば継続したほうが得かというと、2か月ほどのブランクであれば継続したほうが良いですが、それを超える場合には一旦解約をおすすめします。
車を廃車にし、自動車保険を解約する場合には、中断証明を発行してもらうようにして下さい。
この中断証明とは解約しても解約時の等級を維持しておくことのできる証明書のことです。
新たに車を購入し、自動車保険に加入する際に中断証明書があれば、解約時の等級からスタートできるため、割安な保険料で補償が得られるというメリットがあります。
中断証明書を発行してもらう場合、証明書の有効期間も覚えておきましょう。
中断証明書の有効期間は10年間です。
10年を超えた場合、証明書は失効します。
中断証明書の発行手数料はかかりませんし、証明書があれば他の保険会社でも利用できるため、新たに保険に加入する際には、自動車保険をよく選んで加入できます。
気を付けておきたいのは、中断証明書を無くさないようにすることです。
無くしてしまった場合、再交付ができますが、再発行までに時間がかかるからです。