自動車保険を解約するには
自動車保険を解約する方法は簡単です。
例えば事故で全損した場合、しばらく車に乗る機会がないのであれば、自動車保険を解約することができます。
また海外赴任などで日本を離れる場合についても同様です。
その場合には保険会社に連絡を入れて、解約手続きを取ります。
保険料を一括で支払っている場合、解約によって返戻金を受け取ることができます。
保険会社によって返戻金の額が異なります。
単純に月割で保険料を計算して余った保険料を戻すところもありますし、保険会社が定める料率に従って返戻金を決めるところもあります。
返戻金があるのは年払いをしている場合に限られます。
月払いの保険料の場合は、解約した時点で補償期間が残っていたとしても返戻金はありません。
しかし年払いのように保険会社の定める料率をかけて戻ってくる額が満額でないケースを考えると、月払いの方が解約時には若干得することになります。
考えようですが、解約するケースはほとんど生じないため、多少返戻金が少なくなるとしても、それほど大きな損失とはなりません。
自動車保険を解約する際には、中断証明書を発行してもらうことができます。
海外赴任などで長期にわたって日本を離れる場合、中断証明書を発行してもらえば、帰国後解約時の等級からスタートできます。
中断証明書がなければスタートが6等級からになってしまいますから、割引率が高くなっている場合はかなりの損失になります。
中断証明書は無料で発行してもらえますし10年有効ですから、必ず取得しておかれることをおすすめします。