自動車保険料の払い忘れには猶予がある

更新した時や分割払いで現金払いや銀行振込、銀行自動引き通しなどの支払い方法を取っている時についうっかり入金するのを忘れた、振込するのを忘れたということもあるでしょう。

 

自動車保険は目に見えない効力というものがあって、それ自体は損害保険会社によって次週に操作することができます。

 

ですので、お金を払い忘れてということだけですぐに自動車保険の効力をなくされてしまい、安心して運転することができなくなるのではないかと思いがちですが、損害保険会社はそこまでひどいことはしません。

払い忘れがあっても翌月に払えばいい

今月中に支払わなければならなかった保険料を忘れてしまった場合、すぐに入れることができたとしてもそこまで焦る必要はありません。

 

一応、損害保険会社から「お支払のお願い」といったようなハガキが来たり、電話がかかってきたりしますが、一括払いであれば翌月中に入金すればいいですし、銀行引落の場合は翌月の約定日に2カ月分まとめて引き落とされる形となりますので、その時に間に合うように入金をしておけば大丈夫です。

 

それくらいは待ってくれますし、損害保険会社としても事務上、その方が有難いこともあります。

 

もちろんその間も自動車保険としての効力は活きていますので、安心して運転をしてください。

待っても2カ月まで

しかし、これが2か月分ともなるとさすがに損害保険会社も動き始めます。

 

まずはハガキや電話で連絡が来て、「翌月まで、あるいは翌月の約定日までに支払いが完了できなければ解約します」といった内容の連絡が来ます。

 

これをもらってからは待ったなしです。

 

入金や支払いがその日までに完了できなければ、今度こそ本当に自動車保険を解約されてしまいます。

強制解約は再加入に不利に働く

指定日までにお金を入れることができなかった場合、強制解約されてしまいます。

 

そこで、すぐに別の損害保険会社の自動車保険に加入しても、場合によっては加入を断られたり、一括払いでしか加入できなくなることがあります。

 

このように、強制解約はその後の保険契約に響いてきます。

 

もちろんノンフリート等級は6等級からやり直しです。