自動車保険代車特約

交通事故で車を修理に出す場合や、全損になり車を買い替えるまでの間に車が必要になる場合、代車を手配してもらうことができれば何かと助かります。

 

その際に役に立つのが自動車保険に付帯できる代車費用特約です。

 

この特約を付加しておくと、車を修理に出している間や、全損して次の車を購入するまでの間にレンタカーを手配してもらうことができます。

 

レンタカー代金は補償が適用されるため、補償の範囲内であれば無料で利用できます。

 

代車費用特約はレンタカー費用として、一日当たりの補償額を設定できます。

 

金額により借りることのできる車種が変わってきます。

 

一日当たりの補償額をいくらに設定すべきか迷うかもしれませんが、最低補償額は通常5000円ほどになります。

 

5000円の補償額では5人乗りのコンパクトカーを借りることができますから、通常使用であれば問題ない大きさです。

 

利用できる期間は最長で30日が限度とされています。

 

一ヶ月借りることができれば、車の買い替えが必要になったとしても、時間的な余裕ができます。

 

代車費用特約は車両保険とセットにできる場合や、単独でセットできる場合もあります。

 

代車費用特約を付帯すべきかどうか迷っている場合、できれば付帯しておいたほうが万一の時に助かります。

 

例えば遠方で事故に遭った場合、自宅まで帰宅するのにレンタカーを借りるケースが生じますが、この場合もレンタカーが手配できるため、不安をある程度解消できます。

 

レンタカーの手配は保険会社が行なってくれるという便利さもあります。