新車を買うと保険料が割引される?

自動車保険,新車割引

自動車保険には、新車割引という割引制度があります。

 

この割引制度はすべての保険会社で採用されているというわけではありませんが、新車を購入しようと考えている人なら、この割引を採用している保険会社を選べばお得になる可能性は高いでしょう。

 

この割引は、保険開始の月が新車の初年度登録年月から25カ月以内の場合に適用することができます。

 

つまり、工場から納品されたばかりのピカピカの新車ではなくても、初年度登録から2年以内なら、この割引を受けることができるということになります。

 

さらに、保険会社によっては、初年度登録の年月から4年以内なら車両保険分を割引してくれるという特典がついている所もあるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

どうして新車だと保険料が割引されるのか?

自動車保険会社が調査したり集計した統計によると、中古車を購入した時と比べると、新車を購入した時の方がドライバーは、安全運転を心がけたり、事故を起こしたり傷がつかないように気を付けて運転するのだそうです。

 

そのため、車が新しいことによって大切に車を乗るドライバーが多く、結果として事故のリスクが少ないと判断し、この新車割引という制度が作られているのかもしれません。

保険会社によって対象車種が異なる

この割引制度は、保険会社によって対象となる車種が異なります。

 

自家用普通乗用車や自家用小型乗用車なら、多くの保険会社で対象車種となりますが、保険会社によっては自家用軽四輪乗用車も対象となっていることがあります。

 

保険会社を選ぶ際には、そうした点も詳しく比較検討しながら賢く選ぶと良いでしょう。

 

新車の割引は、期間限定で適用される割引制度となります。

 

新車を購入してそのまま乗り続けていると、最長3年間のみこの割引が適用された保険料で契約ができますが、割引対象期間が終了してから保険の更新をすると、そのタイミングで割引がなくなるため、保険料は高くなるでしょう。

 

もちろん、無事故を維持していれば等級は毎年少しずつ下がるので、保険料は毎年少しずつ安くはなります。

 

しかし、新車による割引によって等級が下がっても保険料がアップするという可能性はあるので、あらかじめ理解しておきたいものです。

 

場合によっては、そのタイミングで保険の見直しをすることもできますし、保険会社を変えても保険等級はそのまま異動できるので、見直すのも良いアイデアかもしれません。