自動車保険のロードサービスとはいったい何？

自動車保険を選ぼうと思っていろいろな広告やホームページを見ていると、「ロードサービス」という言葉をたびたび目にします。

ロードサービスが無料というのは多くの自動車保険に含まれているので、あまり差がないように感じるかもしれません。

しかしロードサービスと一言で言っても違いがあります。

では自動車保険のロードサービスとはいったい何なのでしょうか。

多くの場合ロードサービスとは、急な車のトラブルに対応してくれるサービスとなります。

例えば走っている途中でパンクしてしまった、しばらく駐車しておいたらバッテリーがあがってしまった、カギを閉じ込めてしまったといったトラブルでも自動車保険のロードサービスがあればすぐに助けに来てくれます。

さらに自分の車が自走できなくなってしまった時でもレッカーで運んでくれるというサービスも自動車保険によってあります。

ロードサービスはどの自動車保険も一緒だろうと考える人もいますが、そうではありません。

例えばレッカー移動一つとっても自動車保険によってかなりの差があります。

無料でレッカー移動してくれる範囲が15kmという損保会社もありますし、100kmまで無料という自動車保険もあります。

さらに距離ではなく、10万円分無料にしてくれるという会社や、15万円までであれば無料でレッカー移動します、というところもあるのです。

自動車保険を選ぶ際にはこうしたレッカー移動の無料の範囲なども合わせてみておくと良いでしょう。

ロードサービスとは車のトラブルを解決するだけではありません。

もし車が壊れてしまって修理が必要な場合、自宅や目的地までの交通費や宿泊費などを負担してくれるのもロードサービスの一つです。

この保障も搭乗者全員分、運転手のみ、車検に記載された定員数など人数にも差がありますし、一泊のみなのか全額保障なのかといった金額にも差があるので注意が必要です。