自動車保険はペーパードライバーでも加入すべきか
車を長く運転しないと、ペーパードライバーになってしまいます。
もし自分がペーパードライバーになってしまったら、自動車保険に加入する価値はあるのかと思われるかもしれません。
確かに家族が車を運転するため自分はほとんど車を運転する必要がない場合には、その必要性はないかもしれませんが、将来どのような変化があるかはだれもわかりませんから、ペーパードライバーだからと言って自動車保険に加入する必要がないと決めつけてしまうのは問題があります。
もしこれまで自動車保険に加入していて、高い割引率の場合、ペーパードライバーになって解約してしまうとしたら、せっかくの割引契約を無駄にしてしまうことになります。
そこでペーパードライバーの方にお勧めなのが、中断証明書の活用です。
中断証明書とは自動車保険を解約したのちもこれまでの等級を維持し、再度契約するときにその等級からスタートできることを証明する書類のことです。
中断証明書を持っておくなら、ペーパードライバーでも新たに車を購入して自動車保険契約を結ぶ場合にお得に自動車保険を契約できます。
中断証明書には有効期限が設けられていて、有効期限内であればいつでもこれまでの等級で新たに自動車保険契約をすることができます。
例えば8年間ペーパードライバーが続いていたものの、家族の世話のために車が必要になった場合には、中断証明書を活用して解約時点の保険等級で契約することができます。
手続きは無料で行えますから、将来再契約の可能性がなくても、証明書を受け取っておくとよいでしょう。