自動車保険の乗り換えとその時期
自動車保険は同じ保険会社とずっと契約するのがもっとも手間がかからず簡単なのですが、時には保険料がもっと安い会社を見つけて乗り換えたいと思うこともあるでしょう。
しかし自動車保険を乗り換えたい時にはその時期によって注意すべきことがあります。
これから自動車保険を乗り換える可能性がある方はぜひ覚えておきたいところです。
満期に伴う乗り換えの場合
もし今契約している自動車保険が満期を迎え、そこで別の自動車保険に乗り換えるというのであれば、問題はほとんどありません。
自動車保険は会社によらず、ずっと加入し続けていないとノンフリート等級が引き継がれていかないので、今契約している自動車保険の満期日を新しい自動車保険の加入日にしておかなければなりません。
これでスムーズに乗り換えが行えます。
ただし自動車保険の見積もりなどの時期は満期日よりももっと早く、二ヶ月から三ヶ月くらい前には保険料の見積もりをしてもらった方が手続きがスムーズにいきます。
もちろん見積もりの時に保険料がどうすればもっとも安くなるのかを計算しておきましょう。
途中で解約して別の自動車保険に乗り換える場合
もし今の自動車保険が満期になる前に別の自動車保険に乗り換えるというケースではもう少し複雑です。
今の自動車保険を解約する旨を伝えて、新しい自動車保険の開始日を解約日と同じにしなければなりません。
時々担当者が手続きを忘れてしまうということがあるので、解約日を明記した証明書を頼むと良いでしょう。
さらに一括で保険料を支払っていて途中解約する場合、返還されるお金が発生することがあるため、しっかりと確認する必要があります。
別の注意点は保障の空白期間、もしくは重複期間があるかもしれないということです。
乗り換えの時期によっては保障が受けられなかったり、保険料を余分に払ってしまうことがあります。
自動車保険の解約日と開始日を確認して、無駄がないように調整するようにしてください。