自動車保険を譲り受けた場合
自動車保険は基本的に各自動車ごとに契約する必要があります。
つまり車ごとにノンフリート等級が決まっていて保険料に反映されるということです。
しかし時には自動車保険や車を他の人から譲り受けるということがあるかもしれません。
そんな場合には名義変更などをすぐに行うことで保険料を安く抑えることができます。
自動車保険を譲り受ける場合
自動車保険を譲り受けるケースはほとんどが親から子へというものです。
例えば父親がすでに自動車保険に加入していて18等級を持っており、子どもが新たに新車を購入するとします。
ここで子どもが自動車保険に加入すると、最初の6等級からになり保険料が非常に高くなってしまいます。
そこで父親の自動車保険を子どもが譲り受け、父親が新たに自動車保険に加入したとすると、子どものノンフリート等級は父親から譲り受けた18等級になります。
一方で父親は新たに自動車保険に入ることになるので6等級からです。
しかし父親がゴールド免許を持っていたり、走行距離が短かったりすれば保険料は低くなり、トータルとしての親子の保険料が下がります。
車を譲り受ける場合
一方で親や友人から自動車を譲り受けるということもあるかもしれません。
もちろん今まで車を持っておらず自動車保険に新規に加入する場合にはその手続きが必要になります。
もし今車を持っていて譲り受けた車に変更する場合には、すぐに新しい車の情報を保険会社に伝えて補償内容を変更してもらう必要があります。
車検証に加えてメーターのところにある積算距離計の数値が必要になることがあるので、しっかりチェックしておきましょう。
車の情報を変更すると新たに差額の保険料を支払わなければならなかったり、逆に保険料が返ってきたりすることがあります。
さらに車を譲ってくれた親や友人に自動車保険を解約しておくよう頼んでおきましょう。
もし解約を忘れていると無駄に保険料を支払うことになるかもしれません。