自動車保険はクーリングオフできるか

自動車保険を契約した後に、契約内容に納得ができずクーリングオフをしたいと思うことがあるかもしれません。

 

クーリングオフとは訪問販売や電話での勧誘など商品購入後に契約を白紙に戻すことのできる制度のことで、クーリングオフを利用できる商品については契約時に必ず書面と口頭で説明することが義務付けられています。

 

自動車保険についてもたとえば勧誘されて加入する場合がありますから、同じ制度が適用されると思う人も少なくないはずです。

 

しかし自動車保険商品については、基本的にクーリングオフは対象になりません。

 

クーリングオフ制度は保険商品にも適用されますが、契約期間が1年以内のものについては対象外になっています。

 

もし複数年契約で自動車保険に加入した場合には、クーリングオフの対象になります。

 

ですから自動車保険に加入する際には契約する前に補償内容をよく考慮してから申し込むようにしてください。

 

時折トラブルになるのがダイレクト型の自動車保険の契約です。

 

インターネットでの契約になるため、手軽で保険料が安いというメリットがありますが、契約後に補償内容が思っていたものと違っていたというケースが時折生じています。

 

ダイレクト型自動車保険は保険加入者が自分で契約内容を調べて納得したうえで契約する商品ですから、保険についてある程度の知識を持っている人向けの保険と言えるでしょう。

 

もしダイレクト型の自動車保険の補償内容がわからない場合には、事前に問い合わせてみるなどして疑問をしっかり解決してから申し込むことをおすすめします。