ナンバープレートによって自動車保険料は変わる?
ナンバープレートは公道を走るために用いられる車であれば、すべての車につけなければいけないものです。
ナンバープレートの目的としては、どんな車なのかを明確にするとともに、所有者は誰か、税金は支払われているのかなどを確認しやすく、さらに盗難に遭ったときには探しやすくすることが挙げられます。
ナンバープレートには地名の他に自動車の種類による分類番号、事業用判別文字、指定番号などいろいろな情報が書かれています。
ではそれぞれのナンバープレートによって自動車保険はどのように変わるのでしょうか。
5ナンバー車
もっとも一般的なのが5ナンバーの車です。
全長4,700mm以下であり、全幅1,700mm以下、そして全高2,000mm以下、さらに排気量2,000t以下のすべての条件を満たしたものが5ナンバーとなります。
フィットやアクア、ヴォクシー、ハイエース、マーチなどがこのクラスに当たります。
非常に多くの車がこの5ナンバーになるので、通販型の自動車保険でも代理店型の自動車保険でもいろいろな保険料を提示してもらえるでしょう。
3ナンバー車
3ナンバー車とは、5ナンバー車の条件を一つでも超えると指定される車の種類です。
5ナンバー車と比べるとやや大きく、さらに普通乗用車であることが条件になります。
一部のプリウス、アルファード、レガシィ、オデッセイなどがこの3ナンバー車に該当します。
3ナンバー車は5ナンバー車と比べて自動車保険の保険料が高くなる傾向があります。
その大きな原因は自分の車を治すための車両保険で、3ナンバー車と5ナンバー車とでは修理費に大きな差が出るため、それが保険料に反映されてしまうのです。
5ナンバー車(黄色)
5ナンバー車の中でも多くの人から支持を集めているのが黄色のもの、つまり軽自動車です。
重量税などの税金が安く、燃費も良く維持費が安いことから非常に人気があります。
アルト、ワゴンR、ミラ、ムーヴなどがこのクラスに当たります。
車体も小さいため自動車保険は安くなる傾向があります。