自動車保険で個人賠償責任補償はあるか
自動車保険は保険商品によって様々な特約が用意されています。
その1つが個人賠償責任保険です。
個人賠償責任保険とは、買い物中に高価なものを破損してしまった場合や、自転車を運転中に歩行者にぶつかり、相手を負傷させてしまった場合、犬の散歩中に愛犬が突然他の人にかみついてけがをさせてしまった場合など、偶発的な事故を補償する保険を指します。
個人賠償責任保険は単独で契約できるものや火災保険に付帯されているものもありますが、自動車保険に付帯できるものもあります。
自動車保険に付帯できる個人賠償責任保険は割安な特約保険料で契約できるため、万が一の備えとして補償を用意したい人に向いています。
例えばチューリッヒ保険の場合、一か月あたりの保険料がわずか200円ほどで1億円の補償を付帯することが可能です。
近年自転車での事故による重度障害や死亡事故が増加していますから、付帯しておく価値は高いと言えるでしょう。
他の個人賠償保険と重複して補償されるというメリットもあります。
個人賠償責任保険を特約として付加できるかどうかは、自動車保険によって異なります。
もし補償を付帯したいと考えている場合は、希望する保険会社のホームページやパンフレットを確認して、補償が用意されているかどうか確かめておくようにしてください。
自動車保険によっては付帯できない場合もありますので、そのようなケースでは単独で個人賠償保険に加入するか、火災保険に付帯するようにしてください。