納車前の事故と自動車保険の関係

車を代替えする場合や新たに新車を購入するときには、納車までの間に起きた事故の補償はどうなるのか知りたいと思われる方もいます。

 

自動車保険の責任開始は納車前に設定するのが一般的ですが、万一納車前に事故が起きてしまった場合、自分の保険から補償しなくてはならないのだろうかと不安になるかもしれません。

 

できれば無事故で納車をしてもらえれば問題ありませんが、事故が起きるかどうかという点について確実なことは言えません。

 

仮に納車前に事故が起きてしまった場合、自分の自動車保険で補償する必要はありません。

 

カーディーラーで購入した場合、納車までの間はカーディーラー側で保険をかけていますから、その保険から補償されることになります。

 

もし納車前に事故を起こしてしまったら、修理することになりますが、その場合はディーラー側との示談交渉が必要になります。

 

車両新価特約が付帯されている場合は、購入費用が満額補償されますから、同形式のものを用意してもらうことになります。

 

自分で新車を取りに行く場合は、納車と同時に保険が適用されているようにしておくことが必要です。

 

納車日を代理店にあらかじめ伝えておくことで、すでにその時点で補償が開始されるように設定してくれます。

 

代替えの場合は契約変更になりますが、その場合も納車日よりも前に保険開始となるようにしておく必要があります。

 

なぜなら他社運転者危険特約は、自分の車の場合は適用外となるからです。