自動車保険の保険請求での必要書類
事故に遭った場合、自動車保険の保険金請求が必要になります。
保険金請求は事故を起こした側が行ないます。
被害者は保険金請求を行う必要はなく、加害者側の保険金請求手続きが完了すると、保険金が支払われることになります。
必要な書類には、保険金請求書、事故発生時の状況を説明する状況報告書です。
このほかに保険金額により印鑑証明が必要になる場合もあります。
これらの書類は手続きを進める段階で保険会社が用意してくれます。
相手にけがを負わせてしまった場合、相手方にも提出してもらう書類があります。
必要な書類の一つが示談書です。示談が成立して初めて保険金が支払われることになります。
示談が遅れると保険金の支払いも遅れることになるため、事故を起こしてしまった場合には誠意を示し、示談を円滑に進められるよう被害者側の気持ちを考慮した対応が必要になります。
対人賠償が関係している場合は、診断書や治療費の明細、休業証明などの提出が必要です。
物損事故の場合は、修理費用の見積もり書が必要です。
また物損の被害にあった物品の時価総額を確認できる書類が必要な場合もあります。
例えば購入の際のレシートなどがあれば添付することになりますが、多くの場合は明細がないため、書類に概算を記入してもらうことになります。
ケースバイケースですが、被害にあった物品の写真が求められる場合もあります。
保険金請求手続きが円滑に進むためには、必要書類を正しく提出することが大切です。