自動車保険飛び石

車を運転中に飛び石が車に当たって、傷がついてしまうケースがあります。

 

高速道路での走行中に飛び石がフロントガラスに当たり、蜂の巣のように割れてしまったという経験がある人もいます。

 

飛び石が当たった場合は、自分の加入する自動車保険から補償されます。

 

注意点として車両保険での補償となるため、車両保険を付帯していない場合には補償対象外となります。

 

もし飛び石によるリスクを考慮している場合は、車両保険もしくはエコノミー型車両保険に加入してください。

 

飛び石による破損は車両保険だけでなく、前述のようにエコノミー型車両保険でも補償されるため、保険料を節約したい場合にはエコノミー型車両保険を付帯することをおすすめいたします。

 

気になるのは、保険を使った場合の等級ダウンです。

 

通常では保険使用の場合で3等級ダウンすることになりますから、翌年度大幅に保険料がアップしてしまいます。

 

事故有係数が適用されますから、上昇分の保険料がかなり割高に感じるかもしれません。

 

飛び石による破損で車両保険を利用する場合は、等級ダウンは1等級のみになります。

 

かつてはノーカウント事故でしたが、今ではどの保険会社も1等級ダウンとして計算しています。

 

3等級ダウンに比べて保険料の大幅な上昇はないため、利用してもよいと感じられるかも知れません。

 

その際は補償により上がる保険料と、修理費を比較してどちらが節約できるかを考えるようにします。

 

修理費よりも保険料の方が高くなることが分かっているなら、自費で修理を依頼すると良いでしょう。

普段気を付けて安全運転をしていても、時にアクシデントに巻き込まれることがあります。

 

その中でもいくら注意していても不可避なのは、飛び石による被害です。

 

道路を走行しているときに小石などを拾い上げてしまって、それがガラスにぶつかって傷ができてしまうケースです。

 

もし飛び石でガラスなどに傷が入ってしまったのであれば、早めに修理などの対応をすることです。

 

中には細かなヒビや傷なので、そのまま放置している人もいるでしょう。

 

しかし最初のうちは小さなダメージであっても、時間の経過とともに悪化する可能性が高いです。

 

特にフロントガラスにキズができてしまうと、運転をしているときに前から風圧を受けます。

 

この風圧のせいでどんどん傷が広がってしまうこともありうるのです。

 

その結果、最初は目立たないような傷でも大きなものになってしまって、修理も大がかりなものになってしまう恐れもあります。

 

またフロントガラスの傷ですが、あまりに状態が悪くて運転中の視界を妨げるような状態になっていると、車検が通らないという可能性も考えられます。

 

ところでフロントガラスなどの傷ですが、修理する場合どのくらいの費用が掛かるのでしょうか？

 

傷の出来ている所を修理するだけの軽微なものとなれば、1万円弱くらいで済む場合もあります。

 

しかし大きな傷になっていて、ガラスごと交換しなければならないとなると、修理代金も10万円を超えてしまうケースも出てきます。

 

飛び石による傷ですが、車両保険に加入していれば補償が受けられます。

 

しかし補償を受けると等級が下がってしまいますから、どの程度の修理費用になるか、まずは工場で見積もりを出してもらうことです。

 

そして自分が負担できる程度の額であれば、車両保険を使わずに費用をねん出する方法ももちろん選択肢の中に入ってくるでしょう。

 

ちなみに保険会社の担当者に相談すれば、どうすればいいかアドバイスをくれることもあります。

 

飛び石の傷の修理をどうしようか悩んでいるのであれば、一度保険会社に連絡を入れてみると良いでしょう。