自動車保険の苦情相談
自動車保険はいざ事故に遭ってしまった時の強い味方です。
通常、自動車は自賠責保険に入っていますが、その自賠責保険でカバーできない部分任意の自動車保険で支払うことができるからです。
しかし時には自動車保険の対応に不満があるということもあるかもしれません。
そんな時にどのように苦情相談をしたらよいのでしょうか。
苦情相談にはどんなものがある?
苦情相談と一言で言ってもいろいろなものがあります。もっとも多いのは事故が起こってからの対応でしょう。
例えば事故があったと連絡してからの対応が遅いということがあるかもしれません。
さらに示談の内容に納得がいかない、過失割合が自分が思っていたのと違うといったケースもあります。
他にも契約するときや契約してからの不満や苦情もあります。
担当者が質問にちゃんと答えてくれない、契約してから契約内容が自分に合っていないと分かったなどの苦情相談もあります。
苦情相談するときのポイント
電話やメールなどで自動車保険会社に苦情相談する場合には押さえておくべきポイントがいくつかあります。
まずは感情的にならないということです。感情的になってしまうと自分の希望をうまく伝えることができなくなります。
さらに自動車保険会社のクレーム対応は感情的な人に対する対応方法を知っているので、良い結果にはならないでしょう。
別のポイントは自分と似た事例を見つけてどのような過失割合になったか、どのくらいの保険金が下りたかといった情報を入手しておくということです。
ただ単に過失割合に納得がいかない、保険金が少ないと苦情相談をしても、保険会社としては対応に困ってしまいます。
冷静に、どのくらいの過失割合・保険金が妥当だと思っているのかをはっきり伝えましょう。
さらに自動車保険会社とのやり取りについてはしっかりと記録に残しておくようにしましょう。
証拠を残しておくことでその後の話し合いで誤解がないようにすることができるでしょう。