保険は事故が対象です

自動車保険,故障

事故を起こしたわけではないけれど、車が故障して修理が必要になってしまうことはあるものです。

 

そんな時、加入している自動車保険を使って修理できないかな、と期待したくなるかもしれません。

 

しかし残念ながら、自動車の保険は事故とか盗難などによって受けた損害を補償するための保険なので、劣化や耐久性などが原因の修理は対象外となります。

 

保険会社に連絡をしても、対象外ですと言われてしまうことになります。

 

特に古い年式の車になると、耐久性に問題が発生したり、パーツ交換が必要になったりする頻度が多くなり、何もしていないのに車が走らないとか動かなくなった、調子が悪い、ということが良く起こるようになります。

 

もしも通常の整備や修理で保険を使うことができれば、古い車を乗っているドライバーはその度に保険が使えるということになりますし、保険会社はビジネスとして機能しなくなってしまいます。

こんな時には保険の利用が可能です

車両保険などは、事故や盗難などの損害時でなければ補償を受けることはできません。

 

しかし、保険の特約としてロードサービスをつけている場合には、もしも車が動かなくなってしまった場合などには、この保険の補償を使ってレッカー移動などのロードサービスを受けることができます。

 

保険会社によってロードサービスの補償内容や無料でレッカー移動できる距離などは異なりますが、ロードサービスを利用しても翌年の保険料が高くなることはないので安心です。

 

こうした特約を付けてないと、万が一車が動かなくなった場合やエンジンがかからないなど自力で走行できない際には、レッカーを依頼しなければならず、費用面で大きな出費となってしまうでしょう。

 

レッカー移動などは日常的に必要となるわけではありませんが、大きな安心感をドライバーに与えてくれる特約であることは間違いありませんし、加入している自動車保険に特約としてつけても追加料金はそれほど高額になるわけではありません。

 

そのため、保険の見直しをする際には、ぜひロードサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

自然災害の場合にはどうなるの?

事故を起こしたわけではないけれど、洪水などによって車が水没したとか、落雷を受けて車が故障したという場合には、事故という扱いで保険会社が処理するので、加入している保険の補償を使って修理することが可能です。

 

自分では補償してもらえないかなと思っていても、実際には補償対象になるということはあるので、分からない場合にはまずは保険会社に問い合わせをすることをおすすめします。